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「ひとつ手に入れ、ふたつ失うこと・・」

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(まごの手新聞7月号の記事より)

皆さん、こんにちは!

今回は私の心にちょっとだけチクッと刺さったお話をご紹介させてください。
長文で難しそうですが気楽に読んでいただければ幸いです。

ほんの70年ほど前の日本は、約8割が農家でした。
田園風景が広がり家族や近所が助けあい暮らしていました。

昔の暮らしを写真で見るととても古臭くて貧しそうなイメージですが
しかし、年金問題も小子化問題も環境問題なども国民を悩ませるということはありませんでした。

それからわずか数十年の間に、豊かさや幸福の基準が変化というよりも、ズレてきたような気がします。

もう少しお金があれば、時間やご馳走があったらと誰しも思ったことはないでしょうか?

しかし、一体どのぐらいあれば「もう十分」と言い切れるのでしょうか?

面白いデータがあります、今穀物自給率がアメリカでは119%といわれ完全に自国の分を自国でまかなえる状態です。
一方、餓死者も出る北朝鮮では78%といわれ自国だけではまかなえきれないのが現状です。

ところがその北朝鮮に支援米を送っている我が国はどうかというと、わずか28%と言うのが現状なのです。

これには驚きをとおりこして「??」マークで頭がいっぱいになってしまいます。
どんなご馳走も口にでき飲食では大量の残飯を毎日処分する
豊かなこの国の内側をめくってみれば本当はこんなことになっているのです。

これではいつ食料難に襲われてもちっとも不思議ではありません。
つまりお金があって米を買える人間はたくさんいても作って提供する人間がほとんどいないということなのです。

また、毎日食べている四分の一の食料を捨てていることもご存知でしょうか?

その食料の半分以上が海外からの輸入品なのです。私達はわざわざお金を払って、ジェット機の燃料を消費させ二酸化炭素を排出し、食べきれないほどの物を買ってきては捨てているわけです。

地球に一番悪影響を与えているのは日本ではないかとさえ思えてきます。

アメリカ先住民達は、家や道やいろんなものを七代先の子孫のことを考えて喜ばれるものを作って残すそうです。

ほんの百数十年前までの江戸時代には自給率も100%以上だった日本はこのありさまです。
先進国のなかでも自殺率は断トツです。一年間で、三万五千人の方が自ら死を選んでいます。

逆に、食べ物に困り病気になっても治療も受けられないアフガニスタンやカンボジアの人々は死の瀬戸際にいながら「生きたい」と頑張っているのです。

今の私達は便利なものを一つ手に入れながら大切なものを二つ以上失って生きている気がします。

おわり

スーパーの食べ物も賞味期限前を選んでくださいね。
そうしないと大量の食料が処分されてもったいないですよね

子孫の為にも・・・

それでは

     

前當 保


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